FC2ブログ

subolog

the girl next door

girl.jpg

ジャック・ケッチャムの『隣の家の少女』を読んだ。
帯にキング絶賛との言葉があり、またか…と思いながらも騙されてみるかと購入してみました。

ジャック・ケッチャムてのはペンネームでダラス・マイヤーという作家です。
キングもリチャード・バックマンてペンネームを使って何冊か出してるんだけど、、ホラー作家てのはよく使うもんなんでしょうか??

あらすじ
1958年の夏、デイヴィットは隣の家に引っ越して来た美少女メグと出会い、心を奪われる。
メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルースに引き取られて来たのだった。
ある日、ルースが姉妹を折檻している場面に遭遇してしまった。
そしてルースの虐待は日に日に酷くなり、やがてメグは地下室に監禁されてしまうのである…

大人になった主人公デイヴィットが子供時代を回想するという構成です。
キングの「スタンド・バイ・ミー」を想起させます。

夏の陽射しが降り注ぐ森の中の川でデイヴィットがザリガニを捕っているところへ、見知らぬ美しい少女が現れた。
と読み始めてすぐあれっ??何かラブロマンス??かと思ったんだけど、嫌々キング絶賛て書いてあるのを思い出しそんなことはないだろうと読み進めると、、やはりそんなことはなかった。。

途中で読むのやめようかと思うくらいムカつくし、反吐が出そうだった。
はたまた、次の頁を読みたくないと思うことも屡々。
それなのに読むスピードは落ちない。引き込まれて行く。
其れ程までに感情移入をし、絵が出て、印象に残る作品でした。
キング絶賛の謳い文句は嘘じゃなかった。
ルースも畏いが、子供たちがもっと畏い。
虐待に加わったあと、何事もなかったかのよに家に帰っていくあたりなんて、、

ジャック・ケッチャムは本国アメリカでもホラーマニアにしか読まれていないような作家らしい。
そうだろうと思う。日本でもやはりマニアウケしそうだ。
ベストセラーばかり読んでいるような人にはお薦めできない。と思う。

90点
  1. 2010/08/26(木) 19:03:17|
  2. books
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ 次のページ