私



原リョウの『私が殺した少女』を読みました。原寮のりょうの漢字はホントはウカンムリがいらないんですが、その字がないので前回もこの字で書きました。悪しからず。
さて、沢崎シリーズ第2弾です。これも随分昔の本、しかもハヤカワ文庫から出ているので書店でなかなか見つかりませんでした。
古本屋に行くとありました。
これ直木賞受賞作なんですね。知らなかったアルヨ。

あらすじ
私立探偵沢崎の事務所に男のように低い声の女から依頼の電話が、、 
依頼の内容は、行方の分からなくなった家族を捜して欲しいとのこと。
彼女はそちらには行けないので自宅の方に来て欲しいと云う、、
沢崎はポンコツブルーバードを走らせ依頼者の目白の邸宅へ向った。

門扉のインターフォンでその旨を告げ中へ。
玄関を入ると対応に出た男がいきなり『娘は無事なんでしょうね?』と沢崎に訊く。
彼はワケがわからぬままその場で警察に囲まれ取り押さえられてしまった―。
そして彼は思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれてしまったことを知るのである…

今回もストーリー自体はオーソドックスです。沢崎が出なかったら普通の謎解きミステリーって感じです。それだけ沢崎の存在感が大きい。大きいと云っても絶対的ヒーローとかじゃなく薄いヒーローて云えばいいのかな。勧善懲悪でもないところがいいし。あれだけ臭い台詞が似合ってるのもオカシイね。
今回、錦織警部との絡みが少なかったのが残念なのと最後の犯人のオチは僕的にはちょっと… 
前作の方がスキかな。
とナンダカンダ云ってますが結構このシリーズにハマってます。
3作目の『さらば長き眠り』も探してこよーと。80点
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